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2014/9/18 更新

外貨預金とFXの違い

「外国為替取引」の定義、外貨預金とFX

昨今、外貨投資の中でも最も熱い注目を浴びているのがFXというものです。FX会社も増えてきていて、FX会社を比較・ランキングを適切に行うことが利益を出すことに繋がってきます。FXランキングのウェブサイトも増えていますので、そういったところのランキングでFXの比較を行うのも悪くありませんよ。
ところで、FXとはいったい何なのでしょうか。

一言で言えば、FXとは手持ちの資金の数倍〜数十倍の金額の外貨を運用することのできる仕組みなのですが、まずはこのFXについて説明に入る前に、「外国為替取引」全般について抑えておきましょう。
外国為替取引」というのは外国為替を取引する操作の総称ということになり、FXというのは、この一種です。
そして、このFXと並んで広く行われているのが、銀行に外貨を預金する「外貨預金」というものです。
この「外貨預金」も近年盛んに宣伝されていますので、聞いたことがある方も多いことでしょう。
FXの方は、外貨預金とは違い、銀行ではなく証券会社や専門会社を通して外貨取引を行うものです。
結論から先に言えば、外貨預金と比べて短期的に利益を上げることを期待できるのがFXなのですが、このカテゴリでは、この外貨預金とFXの大まかな違いを説明することで、FXの特徴を明らかにしていくことにしましょう。

外貨預金@ 外貨預金とは?

FXが登場する以前から行われてきた外国為替取引の一種として、「外貨預金」というものがあります。
これは、銀行で外貨を買い、これを口座に預け入れておくというものです。
証券会社などを通さず、普段利用している銀行で手軽に預け入れができるということで、比較的手軽に始められる外貨取引と言えるでしょう。
次に、外貨預金のメリットとデメリットを説明します。

外貨預金A 外貨預金のメリットその一 外貨預金なら金利が高い

外貨預金が注目されている理由の一つは、日本円の超低金利です。現在、日本円の預金金利が0.001%なのに対し、米ドルであれば0.25%、NZドルであれば0.5%です(三井住友銀行、2005年11月時点)。実にNZドルの金利は、日本円の500倍もあるのです。
国内の金利である0.001%というのは世界にも類を見ないほどの低金利です。仮に100万円を1年間預金したとしても、得られる利息はたったの10円。これでは運用というよりは単なる貯蓄というべきでしょう。
幾ら銀行に預けておいてもほとんど増えることのない円でお金を持っておくよりは、より金利の高い外貨で持っておく方が有利な資産運用であると言えるのは、一目瞭然のことでしょう。

外貨預金B 外貨預金のメリットその二 為替差益による収入

外貨預金による収入は、金利だけではありません。外貨を持っている以上、為替の変動によって日本円換算時の外貨の価値は必ず変化します。つまり、円高時に外貨を買って預け、円安時にこれを日本円にして引き出せば、金利とは別に、利益を得ることができます。
もちろん逆に、預け入れた時点よりも円高が進んでしまった場合は、その分損失が生じることもあります。
このように、為替の変動によって得る利益のことを、「為替差益」といいます。次に、この「為替差益」というものをどのようにすれば得られるのかについて説明します。

外貨預金C 為替差益とは何か

「為替差益」というのは、為替レートの変動にしたがって発生する利益のことを指します。
たとえば1ドル100円のときに、100万円で1万ドルを買い、銀行に預金しておいたとします。その後、1ドル101円まで円安が進んだとしましょう。このとき、預金しておいた1万ドルを日本円に戻すと、当然101万円になって返ってきます。この場合、預金する前の100万円と比べると資産が1万円増えたことになります。これが「為替差益」となるわけです。
これに対し、預金の時点よりも円高が進んでしまった場合は、逆に損失が発生します。この損失を「為替差損」と言います。

外貨預金D 外貨預金のメリットその三 資産の分散によるリスク回避

外貨預金のメリットとしては、先に述べた「高金利」と「為替差益」による運用以外に、資産の分散というものが挙げられます。
銀行に日本円をいくら預けておいても、金利はほとんど発生せず、資産が増加することはほぼありません。だからといってその資産が「減少すること」はまずないだろう、と考えるのは早計です。
外貨と比べて円の力が弱くなればそれだけ持っている資産の価値は減少しますし、インフレによって物価が急騰した場合も、同じことが言えます。非常に極端な話ですが、仮に全国スーパーで売っている品物の価格が全て倍になったとすれば、それは持っているお金の価値が半分に下がったということになるわけです。
現在の日本経済の不安定な状況を考えれば、全財産を日本円で持っているよりも寧ろ、何割かを米ドル、何割かをユーロで持っておく、といった風に分散した方が、堅実な運用ということにもなりかねないのです。

外貨預金E 外貨預金のメリットその四 海外旅行用の資産プール

最近注目されている外貨預金の利用方法として、「海外旅行用の資産プール」というものがあります。
これは、たとえば一定の頻度でアメリカ旅行に行く、というような人が、あらかじめ米ドルを旅行用に外貨預金として貯蓄しておくというものです。

円安のときに改めて日本円をドルに替えて海外旅行に行くと円高の場合と比べて余計な予算がかかってしまいますが、あらかじめ持っておいたドルを使えば、そうした損害は発生しません。
さて、ここまでは外貨預金のメリットばかり見てきましたが、外貨預金にも幾つかのデメリットが存在します。次はそのデメリットについて説明します。

外貨預金F 外貨預金のデメリットその一 高い手数料

金利が高い、為替差益を狙えるなどのメリットを持った外貨預金ですが、資産運用という視点で見ると、かなり大きなデメリットが存在するのも確かです。
中でも最も大きなデメリットが、手数料の高さです。
銀行で円の預け入れ/引き出しを行ってもそこに手数料というものは発生しませんが、外貨の場合は違います。
外貨預金では通常、1ドルにつき、片道1円の手数料がかかります。つまり、1ドル毎に預金するときに1円、引き出すときに1円の損失が出るわけです。
短期間で為替差益を得ようと考えるとき、これは致命的な損失です。単に預けて引き出すだけで2円の損失が出るということは、これを取り戻すためには2円を超えた円安が起こらなくてはならないからです。確率としては、短期間で2円の円安が起こる可能性はそれほど高くないと言えます。つまり、外貨預金では、短期間のうちに資産を増やすのは難しいのです。

外貨預金G 外貨預金のデメリットその二 税金

外貨預金のデメリットとして、税金があります。もちろんいかなる収入に対しても基本的に税がかけられるものですが、後に説明するFXと比べて、外貨預金の方がより高い税をかけられる可能性があるのです。
外貨預金による収入に対しては、2種類の税金がかけられます。
一つは利息(金利)にかかる税金、もう一つは為替差益にかかる税金です。
利息にかかる税金は、利息の受け取り時に20%が源泉徴収され、為替差益については、他の所得との合算において税額を計算することになりますので、原則として確定申告が必要です。ただし、収入が2000万円以下の給与所得者の場合、この収入が20万円以下であれば申告は不要です。
また、これら2種類の税金は別々に徴収されますので、たとえ為替の変動によって損失を受けていたとしても、つまり「為替差損」が発生していた場合であっても、利息に対してはしっかりと税金がかかってしまうことになります。
なお、この後説明する「外国為替保証金取引(=FX)の場合、利息と為替差益の合算で税が付きますので、損失が出ている場合は税金がかかりません。

外貨預金H 外貨預金のデメリットその三 円高が進むと投資できない

外貨預金は、スタート時点ではまず「外貨を買う」ことから始める投資ですので、購入時点で円安になっており、これから円高が進むような状況の場合、買った分だけ損をしてしまう可能性が高いといえます。少なくとも、円高から円安に向かう局面において、短期的に資産を増やすことはまず不可能です。
これに対し、後に説明する「外国為替保証金取引(=FX)の場合、もともと外貨を持っていない状況でも「ドル売り」などからスタートすることができます。この方法なら、円高から円安に移行しているときでも投資を行うことができるわけです。


FXと外貨預金の違いに関するまとめ

長引く日本の超低金利時代をお得に切り抜けるための知恵として共に注目されている外貨預金とFXですが、二つの投資方法には決定的に違いがあるということが、以上でお分かりになったのではないでしょうか。
外貨預金はリスクが低い分、取引の手数料が高いこともあり、短期間で効果的に資産を増やすのには適していません。
これに対して、FXは少ない資金を使って短期間で大きな利益を生む可能性を秘めています。ただし、その分リスクも高いですので、慎重な取引と不断の情報収集が欠かせないと言えるでしょう。

2017/3/30 更新


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